|
2018年11月11日
|
|
全く袖を通したことがない着物で
|
全く袖を通したことがない着物でも、それだけで価値があるというわけではありません。
袖を通したことはなくても、生地も糸も生き物なので、月日がたつと劣化し糸が弱くなるなど、状態が悪くなることもあります。
着用の有無が全てを決めるわけではなく、持ち込んだときの状態が一番重要なのです。
もし、未使用で今後着る予定がないという着物をお持ちの方、少しでも早く査定を受けることをおすすめします。
着物を売ってみよう、と考える方は誰でも何とかしたいと思うのは着物の価値を正しく評価した査定額かということでしょう。
相場があるのか、疑問に思うでしょうが、実は、着物の買取は素材、色柄、保管状態、サイズなどの条件次第で価格は流動的と考えるべきです。
着物の価値をよくわかっている鑑定士に査定してもらうのがベストです。
たいていのお店では無料査定を受けられますので買取を思い立ったら、一日でも早く連絡しましょう。
多くの着物買取業者では、着物と帯の他にトータルコーディネイトできる小物類、つまり帯締めや帯揚げなど一緒に買い取ってもらうといいでしょう。
ただ、襦袢の買取は期待しないでください。
肌着とは言えませんが、下着に分類されるため一度でも着たものは買い手がつきません。
付加価値があって、買い取ってもらえるとすれば素材が絹など上質で、未使用の襦袢や、今では珍しいアンティーク柄の襦袢などは交渉次第で売れるかもしれません。
まずは査定にかけることをすすめます。
着物買取に査定してもらうときは、喪服は例外的に考えたほうが良いでしょう。
一般的には喪服の買取はそう広く行われていません。
葬儀に洋装が一般化した現在では、中古ではなおさら、着る機会が限られる喪服の需要は少ないからです。
それを理解した上で、買取を希望するなら、あまり多くはありませんが、喪服を買ってくれる業者さんもありますから、まずはそこに確認してみると良いでしょう。
いらない着物を買い取ってもらいたいので、その前に高額査定の決め手になるのは何か調べてみると、共通点がありました。
ブランド品や、上等な品ならばというのは高値がつく最低条件ですが、それだけでなく、使っている間に、シミや傷がついていないかということも査定のときにはシビアに見られるようです。
素材も色柄も、仕立ても良い品だとしてもプロが傷を見つけてしまうと大幅な査定額減は避けられないようです。
|
|
トラックバック( 0 ) コメント( 0 )
|
|
|
|
|
|
|
|